何年も前に仕事で使うかもしれないと、購入したパントンの色見本帳。本格的に使った事はないけれど、見ているだけで幸せ。私は海外の発色が好き。何をとってもスカッとした色です。くすませ色も微妙で、この微妙な色は何と何をどれだけ混ぜているのだろう、などといつも考えてしまいます。
私はカラフルなものが大好きでならないのですが、実際は自分が作るケーキの世界のような甘いファッションをすることはありません。綺麗な色でシンプルなものが好きです。性格もどちらかというと男っぽいかもしれません。作る人自身がそのもののイメージの人もいれば、そうではない場合もあるのが不思議ですね。私の母は刺繍の先生をしていて、作るものはキラキラ美しく、細かい装飾が施されたもの。でも母自身が自分の作ったものを沢山身にまとっている所は一度も見た事がありません。付けるなら控えめに1つ。母を見ていても面白いな〜と思うのです。なぜかしら。親子は似るのでしょうか?あまのじゃくなだけ?
でも考えてみたら、カールラガーフェルド大先生はあんなに華やかで愛らしい洋服をデザインしながら、自身はディオールのスーツをシンプルにパリっと着ているし。。。なんてもの凄いあつかましい例えをしてしまいました。
私はこんななのですが、頭の中は自分が思う可愛いもので溢れています。物を創るのは楽しい、当分やめられそうにありません。